関心の高い為末さん、その原点は選手時代を

積み上げてきた10年の歴史とLM.Cのネクストを同時に感じさせてくれるアルバム『VEDA』が完成した。AijiがLM.Cの代表作にしてベストアルバムのような内容と言い切り、mayaが10年たっても今だにドキドキできる楽曲たちと分析する本作。 グッチiPhone7ケースその破壊力とスケール感はリードトラック「The BUDDHA」に顕著に表れているので、まずはMVを見て五感プラス第六感で感じとってほしいが、LM.Cのロック魂がこれほどブーストしたアルバムはかつてなかった。パンチのあるAijiのギターリフ、生まれたらいつか死ぬという真理を前提にハッピーになるヒントを散りばめたmayaのメッセージ。 マイケルコースiphone7ケースカバー激安LM.Cの核心に一発で触れられる本作について2人に語ってもらった。 ■完成してみるとLM.Cの代表作と言えるアルバムができました ■『VEDA』からカッコよく説得力が増したよねって思われたい ──ニューアルバム『VEDA』は楽曲的にもメッセージ的にも熱く振り切れていて、すでにショートMVが公開されているリード曲「The BUDDHA」のオリエンタルでロックな世界に驚いた人もいるのではないかと思います。 シャネルiphone7ケースアルバム制作はどんなふうにスタートしたんですか? Aiji:制作に入ったのは2015年の春ぐらいですね。いつか出るであろうアルバムに向けて「この曲は今やっておきたいね」っていう曲を選ぶところから始まって。 シャネル Chanel ケース ──1年半ぐらい時間をかけているということですか? Aiji:結果、時間はかかっちゃってますけど、今は期間を決めて集中してレコーディングするというよりは無理のないタイム感で、何回かに分けて録っているんです。「The BUDDHA」をmayaが持ってきたのが2015年の夏ぐらいだっけ? maya:夏か秋ぐらいですね。 シャネルiphone7ケース Aiji:デモを聴いた時に今のようなムード感のあるサウンドが頭の中で鳴って、アルバムの1曲目にしたいという衝動が生まれたんです。そこからジャケットは曼荼羅にしようという話に発展していって。 Michael Kors iphone7ケース ──「The BUDDHA」は最初からシタールが鳴っているようなエキゾティックな匂いを放っていたんですか? Aiji:フレーズにそういう匂いは若干ありましたね。 ──ブッダはアルバム全体のモチーフでもあるんですよね? maya:そうですね。 エルメス iphone7ケースなぜブッダだったかというのは4~5年前にさかのぼるんですけど、自分がLM.Cを通して発信したいメッセージはが見えた時に、先人がそういう思想、哲学を形にしているんじゃないかと探した結果、辿り着いたのが日本人にとって身近な仏教だったんです。「こうしたら人生、楽しいんじゃないかな。 エルメス iphone7ケース少しでもハッピーに生きられるんじゃないかな」っていう自分のシンプルな考え方が仏教に重なる部分があって興味を持ったんですね。 ──ちなみにどういうところに共鳴したんですか? maya:般若心経の現代語訳みたいなものがネット上にいろいろアップされてますけど、わかりやすく言うと最終的に“大丈夫だから”っていうところに落ち着く思想が、驚くぐらい自分と一緒だったんです。 グッチiPhone7ケースとは言え、そこから仏教に傾倒したというわけではなく、10周年が見えてその思想をポップなものとして捉えられるようになった時に「The BUDDHA」というタイトルの曲を作りたいなって。もともと10周年に向かうシングルに向けて作った曲だったんですけど、「この曲はアルバムのためにとっておいたほうがいいね」っていう話になって。 シャネルiphone7ケース自分的には早く出したくてたまらなかった曲ですね。 ──アルバムのタイトル『VEDA』には“聖典”という意味がありますよね。 エルメス iphone7ケース maya:“VEDA”(サンスクリット語)の語源とされている“知識”という意味で付けたんですけど、アルバムには10曲収録されているので聖典というふうにも響くだろうし。素晴らしいですね(笑)。 エルメス iphone7ケース ──生きるヒントというか、生きていく知識が詰まっているアルバムという解釈でいいですか? maya:そうですね。こんなふうに生きられたらハッピーなんじゃない?って。 グッチiPhone7ケースでも、それはLM.Cが10年間、発信してきたメッセージでもあるので、過去にリリースした楽曲全てが『VEDA』の中に収まる気がしますね。 ──これまでのLM.Cと地続きでありつつ、『VEDA』を聴いた時、LM.Cが新しいチャプターに突入したなという印象も受けたんです。 グッチiPhone7ケースパワーがみなぎっているというか、落ち着くどころか攻めに出たなと。 Aiji:作っている最中は意識してなかったんですけど、完成してみるとLM.Cの代表作と言えるアルバムができました。 ルイヴィトンiphone7ケースここからまたストーリーが始まるというか、「『VEDA』から、LM.Cまたカッコよくなったよね。説得力が増したよね」って思ってもらえると良いですね。 ルイヴィトンiphone6ケース ──特に前半の楽曲の熱量がすごいですよね。 Aiji:そういったエモさはありますよね。 ルイヴィトンiphone7ケース制作しながら「10年たった今もモチベーションがまったく下がることなく音楽が作れてるな」って感じていたし、幸せなことだなって。続けていると悪い意味で慣れてしまう部分が出てくると思うんですけど、そんな気分で向き合った曲は1曲もないですからね。 シャネルiPhone7ケース Chanel表面が熱いというより内なる熱量なんですけどね。 maya:二人ともある程度、年齢を重ねて組んだバンドなのに、そこから10年たって今だにドキドキできるアルバムができて、「こんなことってあるんだな」って思いますね。 シャネルiphoneケースAijiさんが言ったように続けていくとだいたい何かが失われていくんだけど、その正体は情熱なんじゃないかって。LM.Cは何年たっても自分たちなりに更新していって、胸を張って楽しめている。 ルイヴィトンiphone7ケース中には10年前のほうが好きだったって思う人もいるかもしれないけれど、自分たち的には今が最高だなって思っているんです。 ──傑作を作った達成感が伝わってきます。 シャネルiphone7ケース maya:LM.Cで初めてアルバムを出した時は「やった!」と思って、しばらく放心していたんですけど、今はすり減った感じもしないし、全体というより楽曲ごとの感動や感慨があるんです。その在り方はもしかしたら今っぽいのかもしれないですね。 エルメス iphone7ケース1曲単位でダウンロードする時代の中、今回は1曲、1曲が独立していて、それがまとまったのが『VEDA』という感覚がある。だから、地に足がついた達成感がありますね。 エルメスiPhone6ケース ──アーティスト写真やジャケット写真だけ見るとサイケデリックでマニアックな作品かなと想像するかもしれないけど、このアルバムって決してそんなことはないですよね。 Aiji:はい。 ルイヴィトンiphone7ケースすごく分かりやすいストレートなロック・アルバムになったなと。 ■自分たちが発信していくべきメッセージをハッキリ認識した上で作っているので ■LM.C的に今までになかったテーマを掲げたアルバムになっている ──変化したところ、変わらないところは? Aiji:基本はホントに変わっていないですね。 グッチiPhone7ケース「The BUDDHA」は音数が多いですけど、静かな曲はとことん音数を減らして伝えたいことだけシンプルに伝えようというモードで臨んだので、そこは大きく違うところかもしれないですね。 ──なるほど。 ルイヴィトンiphone7ケースアルバムの曲でいうと「Avocado」や「Phobia」、シングル曲「レインメーカー」のようにメロディが美しかったり、哀愁を帯びている楽曲もありますが、ロック色、ファンク色がいつも以上に強い印象を受けました。 Aiji:そうですね。 ルイヴィトンiphone7ケース同じようなタイプの曲を作っても、以前はもっと装飾していたと思うんですよ。5年目ぐらいまではLM.Cらしさを確立する作業だったんですけど、今はもうそういうことを考える必要もなくなったので、よりソリッドにはなってますね。 グッチiPhone7ケース結果、「LM.Cってこんなにいろいろなジャンルにアプローチしてたんですね」っていうのが浮き彫りになった気がします。 ──その変化はギターの音にも出ていると思うんです。 シャネルiphone7ケース例えば「阿修羅」という曲は太いギターリフが全面に出ているし。 Aiji:「阿修羅」は5年ぐらい前から存在していた曲なんですが、mayaのデモの段階からリフ押しの曲でしたね。 ルイヴィトンiphone7ケースただ、その頃にやっていたら、こういうふうにはならなかったと思うんです。「Kiss me?」という曲もブルースギターっぽいアプローチなんですけど、今まで自分はあえてそういうテイストを避けて通ってきたところがあるので挑戦といえば挑戦かもしれないですね。 グッチiPhone7ケース ──「Kiss me?」に限らず、今までのLM.Cと比べたらちょっと泥くさいロックに寄せているんじゃないかと。 Aiji:その“いなたさ”みたいなところを避けていたので、mayaのデモに入っているフレーズを活かしつつ、いかに古くさく聴こえないようにするか。 シャネルiphone7ケース「やっぱりLM.Cになってるよね」っていうハイブリッドなサウンドは意識したところです。 ──そこはAijiさんの技ですよね。 ルイヴィトンiphone7ケース Aiji:「GaMuShaRa」という曲も往年のギターロックに通じるムードがあったので、いかにそう響かせないかが課題でした。 ──熱いという意味では歌詞もギターリフも含めて「Fight Club」もそうだし。 ルイヴィトンiphone7ケース Aiji:「Fight Club」は自分の曲で、さっきおっしゃったファンクですよね。今までもファンクっぽい匂いの曲は作っていたんですけど。 シャネルiphone7ケース ──ライヴの定番曲「EDO FUNK」もそうですよね。 Aiji:はい。 エルメス iphone7ケースただその時は装飾し過ぎていたというか、LM.Cのキャラクターありきの作り方だったんですよね。今作では、それをよりジャンルやビート感にフォーカスを当てて作っていった感じですね。 シャネルiphone7ケース ──直球になっているという。 Aiji:だから今回のアルバムは無駄がないんです。 エルメス iphone7ケースギターも昔は歪んだ音でザクザク弾いて、いろいろなアプローチをしていたんですけど、今は息づかいやニュアンスが出る音にしています。より楽曲重視になっているかもしれない。 シャネルiphone7ケース ──mayaさんはアルバムの変化をどう捉えていますか? maya:全て10年前の延長線上にあるので大きな変化はないんですけど、あるとしたらLM.C的に今までになかったテーマを掲げたアルバムになったことかな。それと前と違うのは自分たちが発信していくべきメッセージがあるとハッキリ認識した上で作っているので、そこの気持ちの変化は大きいかもしれない。 グッチiPhone7ケース今回は曲や詞を書く上で思考しすぎない、邪推しない、推敲しすぎないようにしました。 ──Aijiさんの装飾しないサウンドメイキングと通じるものがありますね。 エルメス iphone7ケース maya:そうですね。年数を重ねる中で「こういう雰囲気の曲やってたからやめよう」とか「これってどうなのかな?」って考えるようになった時期もあったけど、無心に近い状態で書けたらいいなと思ってました。 シャネル Chanel ケース歌詞も書いた後に何度も見直して、直接的すぎる言葉はぼかしたりしていたけど、今回は最初にピンときた言葉で書こうって。長年書いていると自分の手法みたいなものができてきて、好きな言葉、使いやすい言葉、メロディへのハメ方がもうわかってはいるんですけど、そういうテクニックを超えたところで書きました。 シャネルiphone7ケースそれと“自分らしさ”は自分だから思うことであって、ほかの人から見たら関係ないんだっていうのも意識しましたね。 ──そういう書き方をすると、自分がふだん考えていることが直接、歌詞に反映されるのでは? maya:最近の思想は出てますね。 ルイヴィトンiphone7ケース ──「CHAKRA」という曲には特にその思想が色濃く出ていると思いますが、10周年に向かう第一弾シングル「MONROEwalk」でもサビで“やがて僕らは消えていくのさ”と歌っていますね。だからこそ、ハッピーに生きようというメッセージをブッダをモチーフに表現している。 エルメス iphone7ケース maya:“生まれたら死ぬ”っていうのはみんな知っていることですけど、その虚しさを改めて意識して、でも、生きちゃってるんだからハッピーに行こうぜって。言葉にするとものすごくチャラいんですけど(笑)、LM.Cはそういうメッセージを昔から手日本社会には、障がい者やマイノリティーに対して力みがある。 シャネルiphone7ケースそういう力みが2020年で取れる可能性があると思っています」  そう語るのは、社会活動に積極的な為末大さん(38)。陸上の男子400メートル障害で五輪に3度出場し、世界選手権では2度の銅メダルに輝いた元アスリートだ。 マイケルコースiphone7ケースカバー激安3年7カ月後に迫る東京五輪パラリンピックに向けた新たな社会づくりへの一手として、為末さんの思いが16年の師走、「築地市場の移転問題」で話題となっている東京・豊洲で形になった。  五輪・パラリンピックの選手村予定地に近い場所に、全天候型のランニングスタジアムが完成し、オープンした。 最新iphone7ケース外観はロールケーキの様な、アーチ形状のドーム。その中には直線60メートル、国際陸連公認仕様の本格的なトラックが敷かれている。 エルメス iphone7ケース名称は「新豊洲Brillia(ブリリア)ランニングスタジアム」。今月9日のオープニングレセプションで館長に就任した為末さんは、当日の晴れやかな青空さながらの笑顔でこう話した。 グッチiPhone7ケース  「パラリンピック専用の施設とか、オリンピック専用の施設はたくさんあると思うんですが、パラの選手とオリンピックの選手が一緒に練習するというのは、まだそんなにない。そこへ地域の子供や、オリンピック・パラリンピックの閉会式でパフォーマンスをしたいという方、すべての人がここにきて、何か疎外感を感じない。 エルメス iphone7ケースそういう風景がつくれたらいいな、と」  事の発端は2年前。東京ガスグループの新豊洲地区開発プロジェクトに基づき、各界で活躍する若手有識者による「TOYOSU会議」が始まった。 エルメス iphone7ケースその座長に就いたのが為末さんだった。まだ余白の多い湾岸エリア、未来を描くキャンバスがここにはあった。 ルイヴィトンiphone7ケース  「テクノロジーとコミュニティーの力で、誰もが分け隔てなく自分を表現することを楽しんでいる風景をつくる」。イメージしたのは2020年以降の東京、日本社会の姿。 エルメス iphone7ケースオリンピック・レガシーとして、障がいのあるなしや年齢、性別に関係なく、すべての人がスポーツやアートを楽しんでいる風景だという。 この施設では為末さんが「かけっこスクール」を開催するほか、競技用義足エンジニアの遠藤謙さんが代表を務める「Xiborg(サイボーグ)」が拠点を置き、パラリンピックを目指す選手の強化をサポートする。 ルイヴィトンiphone7ケースまた、今夏に行われたリオ・パラリンピック閉会式の引き継ぎ式のステージアドバイザーを務めたSLOW LABEL(スローレーベル)代表の栗栖良依さんが率いる、障がい者と健常者によるアートパフォーマンス集団「SLOW MOVEMENT(スロームーブメント)」の活動拠点としても展開する。もちろん五輪を狙うようなトップアスリートや、一般市民にも開放し、誰もが練習できる画期的な場所になる。 シャネル iphone7ケース

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 障がい者スポーツへの関心の高い為末さん、その原点は選手時代を過ごした米国にある。そこでは健常者のアスリートと、パラ選手が一緒に練習を行っていた。 マイケルコースiphone7ケース  「彼らのトレーニングに魅力を感じた。何に魅力を感じたのか? たぶん僕より速くなると感じた。 グッチiPhone7ケース僕自身、速くなることに単純に興味があった。100メートルで、僕らは100分の1秒単位で速くなるところを、彼ら1秒単位で速くなるかもしれないという世界を見た時に、何か(自動車レースの)F1みたいに見えておもしろいと思った」  2012年6月にロンドン五輪出場を逃し、現役を引退した。 グッチiPhone7ケースその後、高齢化など日本が抱える社会問題に着目した。見えてきたのがスポーツ、教育、医療の関係性。 ルイヴィトンiphone7ケース自身が打ち込んだスポーツを通じて、さまざまな課題を解消できるのではないかと考えた。  「日本の産業というのは福祉、介護、人間とロボットという関係に向かっていくのなら、こういう場所を使いながら臨床実験ができる。 Michael Kors iphone7ケース人間とモノとの関係性を追求していくベンチャー(冒険的な企て)です。ここにきて臨床をして、ディスカッションしていく。 グッチiPhone7ケースそれもパラの選手が実験になっていく」  そう述べた上で、話題の軸はやはり心の問題、“心のバリアフリー”に行き着いた。  「やっぱり日本社会において、障がい者やマイノリティーに対して力みがある。 ルイヴィトンiphone7ケースそういう力みが2020年でとれる可能性があると思っています。自分が発信する時でも“これ傷つけているのかな”と感じることがある。 シャネルiphone7ケースこういうのがなくなってほしい。その一番の理由は“慣れること”だと思う。 最新iphone7ケースとにかく風景の中に混じってしまうと、友達ができると、人は慣れていくものです」  2011年3月11日、日本は未曽有の大震災を経験した。復興に向かう社会において「スポーツの力」は声高に叫ばれるようになった。 マイケルコースiphone7ケース夢や希望を与えるスポーツには、人の気持ち、行動を変える力がある。それを誰もが実感したこの5年だった。 グッチiPhone7ケースそして迎える東京五輪パラリンピックは、2020年以降の日本社会をつくる上での大きなきっかけとなってくるだろう。  よりよい未来へ、さまざまな思いが詰まったランニングスタジアム。 シャネルiphone7ケースただし、施設の使用契約はその2020年まで、だ。ここは限りある時間の中、熱きパイオニアの挑戦を見守りたい。 エルメス iphone7ケース佐藤隆志】  ◆佐藤隆志(さとう・たかし)徳島県出身。91年入社。 Michael Kors iphone7ケース整理部、山梨支局、記録セクションなどを経て、スポーツ部でサッカー、五輪競技を担当。11月からメディア戦略本部に勤務し、煩雑なデジタル編集の作業と格闘中。 エルメス iphone7ケースを変え品を変え、刷り込んでいってるんですよね。別に世界中約70億人に伝えたいわけじゃなくて、出会った仲間たち、応援してくれる人たちに幸せでいてほしいってことなんですけど。 シャネルiphone7ケース